加熱時(スライド移動前)
冷却時(スライド移動後)
※実際の商品は写真と一部異なる場合があります。
目 的 : | グラフェン膜を合成するための管状炉(50㎜φ)タイプの熱CVD装置です。 |
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特 徴 : |
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高真空排気系(オプション)を併用して成膜された
単層グラフェン/Niの光顕像
炭化水素ガス(CH4やC2H2)を用いたCVD法で触媒基板(Ni、Cuなど)にグラフェン膜を成長するには、 基板の急冷が重要要素の一つと言われています。
本装置には、炉心管がそのままで、加熱部だけをスライド移動できるような機構が設けられています。
このスライド機構により、炉のホットゾーンをサンプル位置から素早く外すことができ、サンプルの急冷が可能になります。
また、オプションで高真空排気システムを搭載することにより、より広い面積の単層グラフェン膜が容易に成膜できます。
高真空排気系(オプション)を併用して成膜された単層グラフェン/Niのラマンスペクトル
基本構成 | 管状炉 | 常用使用温度 | 400~1000℃ |
炉内寸法 | 60㎜φ×L260㎜ | ||
温度制御 | 1ゾーン プログラム付温度調節計 | ||
外形寸法 | W300㎜×H200㎜×D186㎜ | ||
電気容量 | 700W | ||
炉心管 | 材質 | 石英 | |
サイズ | OD50㎜×ID46㎜×L1200㎜ | ||
ガス制御 | マスフローコントローラ | ||
導入ガス種 |
キャリアガス:N2 or Ar 還元ガス:H2 炭化水素ガス:C2H2 or C2H4 or CH4 |
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真空計 | ブルドン管真空計 | ||
排気ポンプ | ロータリーポンプ | ||
液体原料導入システム | |||
炉心管内測定用熱電対(オプション) | |||
急冷用スライド機構(スライド距離:250㎜) | |||
外形寸法 | W1400㎜×H1000㎜×D500㎜ |